新年のご挨拶

善光寺門信徒の皆様へ

お世話になっております

善光寺副住職でございます。

新春の候、謹んでお慶び申し上げます。


昨年は多くの門信徒の皆様にご参拝いただき、格別のご支援を賜りました。

この場を借りて心からお礼を申し上げます。


おかげさまで、報恩講をはじめとする多様な行事を無事に執り行うことができました。

これはすべて、皆様の変わらぬご支援とご協力の賜物です。


本年も、阿弥陀如来様に導かれ、絶え間ないお念仏の声とともに、善光寺が皆様にとってお気軽にご参拝頂ける場所でありたいと願っております。

今年も、以下の主要な行事を予定しております。

4月14日  10:00~ 春季永代教

8月12日と13日 15:00~  盂蘭盆会(お盆の法要)

11月14日 10:00~ 報恩講

いずれも皆様と心静かに仏縁を深める大切な機会として準備を進めておりますので、ぜひご参加いただければ幸いです。

※公式LINEでは定期的に行事のご案内をしておりますので、もし行事に興味のある方は公式LINEにご登録頂く事を推奨しております。

皆様とのご縁が末永く続きますよう、私たちも一層の精進を重ねて参ります。

皆様の今年一年が希望に満ちたものとなりますよう、心からお祈り申し上げます。


今年も引き続きのご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

合掌

令和7年元旦 善光寺副住職

※以下に年忌表を掲載しておきます。

ご参考にして頂けたら幸いです

年末のご挨拶並びに令和7年度の年忌表のご案内並びに修正会(しゅしょうえ)のご案内

善光寺門信徒の皆様

お世話になっております。

善光寺副住職でございます😊

早いもので今年もあとわずかとなりました。

この1年、善光寺の活動にご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

本日は令和7年度の年忌表のご案内させていただきます。 

年忌法要のお勤めを希望される方は、こちらの年忌表をご覧いただき、ご連絡いただければ幸いです。

※現在、個別での年忌法要のご案内は差し控えさせていただいております。
大変恐縮ではございますが、年忌法要をご希望の方は上記の年忌表を確認頂き、ご連絡頂きますようお願いいたします🙇

また来月一月一日は善光寺にて10時から修正会(しゅしょうえ)を執り行います。

ご都合の合う方は是非お参り頂けましたら幸いです。

何かご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

年の瀬を迎え、寒さも一段と厳しくなってまいりました。

皆様におかれましては、くれぐれもご自愛いただき、清々しい新年をお迎えいたしますよう、心よりお祈り申し上げます。

来年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます

善光寺 副住職

報恩講にお参り頂きました皆様へ

皆様、大変お世話になっております。
善光寺副住職でございます😊

先日 11月14日(木)に善光寺にて報恩講のお勤めをさせて頂きました。

※報恩講のご案内の記事は以下よりご覧ください


いつもご協力して頂いている皆様のおかげで無事に今年も報恩講を執り行う事ができました。

ご参列いただきました皆様におかれましては心よりお礼申し上げます。

今年も多くの方にご参拝いただき、ありがたいご縁となりました。

今年は、三重県より山田智敬先生にご法話をいただきました。
(毎年ご法話頂いている山田 敎尚先生のご子息様です)

先生は今回、初めて善光寺にお越し頂きました。

先生のやさしく、そして温かな語り口でもって、阿弥陀さまのお話をお聞かせいただきました。

ご法話のテーマは

「帰命無量寿如来 南無不可思議光」
「無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無したてまつる」

正信偈の冒頭であり、そして「正信偈」全体を表すと言っても過言ではないこの二句についてありがたく、そして大変わかりやすくお話を頂きました。

※完全に余談ですが、山田先生は私副住職と同世代の方です。
同世代の布教師の方から直接ご法話を賜り、大変刺激になりました。
私も先生のように、皆様へありがたい法話ができるように、これからも日々精進して参ります。

本当に有り難い時間でした。

1年で最も大切な法要が皆さまのおかげで、このような形でお勤めできました。

改めまして、皆さまありがとうございました。

今後とも皆様、善光寺をよろしくお願いいたします🙇

善光寺 副住職

善光寺へお問い合わせを考えている方へ〜連絡方法についてのお願いです〜

より皆様へ丁寧なご対応をさせて頂くためのご連絡です

皆様、大変お世話になっております。
善光寺副住職でございます😊
いつも善光寺のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます🙇

ホームページを開設し、半年以上が経過しました。
あまり更新頻度は高くありませんが多くの方々にご覧頂いているようで大変嬉しいです。
心よりお礼申し上げます。

ありがたいことに、ホームページを経由して多くの方からお問い合わせを頂いております。

現在お寺への連絡方法として、電話・メール・LINEがございます。


皆様のご都合の良い連絡方法でお問い合わせいただければと思いますが、
日中は法務でお寺にいない事が多いため、お電話でのお問い合わせを希望の方はお寺の固定電話ではなく、副住職の携帯(090-9891-9541)にお電話頂けましたら幸いです。
お電話に出れなかった場合は、なるべく早く折り返しご連絡させて頂きます。


また、急ぎのご相談ではない方は善光寺公式LINEメールアドレス宛にご連絡いただけますと、より確実に丁寧を回答させて頂けます。

公式LINEはホームページ最下部のLINEのアイコンのボタンから、メールアドレスはホームページ最下部に載っているアドレス(zenkoji.nagoya@gmail.com)からご連絡いただけます。

前述した通り、日中は法務に出ているためお電話に出れない事が多いため、公式LINEやメールアドレスでご連絡頂けますと幸いです。


ちょっとした仏事の相談事でもお気軽にご連絡ください。

皆様のお問い合わせをお待ちしております😊

善光寺 副住職

副住職コラム③〜浄土真宗の御利益とは何か〜

浄土真宗に触れると人生がどう変わっていくのか 
浄土真宗に興味のある方は最後までお読み頂けると幸いです。

皆様お世話になっております。
善光寺副住職でございます。

本日は久しぶりのコラム更新となります。

前回のコラムはこちらからご覧ください。

今回はタイトルにもある「浄土真宗の御利益」というテーマについてお話しさせて頂きたいと思います。

皆様、突然ですが御利益というとどのようなイメージを持つでしょうか?

まず、一般的な「御利益」とは
・商売繁盛
・良縁成就
・学業成就
・開運厄除
などが一般的だと思います。

「もっとお金持ちになりたい」

「素敵な恋人が欲しい」

「志望校に合格したい」

「周囲に認められたい」

私達が日々の生活を送る中で、誰もが願う幸せのかたちとして、これらを求めることは自然なことかもしれません。

しかし、残念ながら浄土真宗では、このような御利益はありません。

浄土真宗の教えに触れお念仏申す日々を歩んだからといって、急に人生が好転するわけではありません。
厳しい言い方になるかもしれませんが、浄土真宗の教えに触れても目の前の現実は何も変わりません。

では改めて、浄土真宗の御利益とは一体何でしょうか?

それは一言でいうと「死ぬことの意味が全く変わる」という事に尽きると私は思います。

一昔前、ビジネス書界隈でこのような本が大変流行しました。

この本は私も読んだことがあり、内容自体は心に響く部分もありました。
良い本だと思います。

この本が大ヒットした影響で、一時期ビジネス書界隈では「死ぬこと以外かすり傷」という言葉がとても流行りました。

しかし、私自身は「死ぬこと以外かすり傷」という言葉には違和感を覚えました。

それはなぜか?

それは人はいつか必ず死ぬからです

「死ぬこと以外はかすり傷」というこの言葉の裏には「死ぬ事は致命傷」という意味もあると感じました。

この言葉の背景には「死んだら終わり」「死んだら何もない」という価値観があるのではないかと思います。
この本の影響で「死ぬ事以外はかすり傷」という言葉が若い世代で流行っていた事を考えると「死んだら何もない」という価値観が多くの人に浸透しているのではないかと思いました。

「死んだら何もない」という価値観が背景にあるのか、一般的にはこの世で命を終えることを死して去ると書いて「死去」するという言葉が使われていると思います。

しかし、浄土真宗では命終える事を死去するとは言いません。

では、浄土真宗で命終えることをなんというでしょうか?

それは仏様の世界に往き生まれると書いて「往生」すると言います。

私達は命終えたらそれで終わりではございません。


この世で命を終えるという事は同時に、阿弥陀如来様に導かれ仏様として新たな命を頂き生まれます。

この世で命を終えるという事は仏様の世界で新たな命を頂くという事です。

「死去」という価値観から「往生」という価値観に変わっていく事。

この変化が浄土真宗の最大の御利益だと私は思います。

なぜなら、死ぬ事は誰もが避けては通れない、いつか必ず経験する事だからです。

そして、この避けられない「死」という現実に対する見方が変わるという事は大きな御利益と言えるのではないでしょうか?

  • この世で命を尽きて終わりではない。仏様の世界でまた新たな命が始まる。
  • 大切な人とこの世で別れてもまた必ず仏様の世界で再会できる。

冒頭にもお伝えした通り、
この浄土真宗の教えに触れても目の前の現実自体は何も変わりません。

しかし、厳しい現実を生き抜く上での生き方は大きく変わるのではないでしょうか?

「死んだら終わり」と考えている人と「命終えたら必ず仏の世界に生まれ新たな命を頂く」と考えている人、両者の生き方には大きな差があると私は思います。

このように、浄土真宗の御利益は目の前の現実を大きく変えるものではありません。
しかし、人生で避けることのできない「死」という現実に対する見方を変え、私たちの生き方の根底を支える大きな力になると私は思います。

最後に、お読みいただいた皆様へ。

阿弥陀如来様は、煩悩にまみれた私たち全員を必ず救おうといつも働きかけてくださっておられます。

この浄土真宗の教えに触れ、興味を持って頂いた方々におかれましては阿弥陀如来様への感謝の気持ちを込めて「南無阿弥陀仏」とお念仏申して頂きたいと思います。

これからもお念仏申し心豊かな生活を共に歩んで参りましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

善光寺 副住職

【報恩講のご案内】〜最も大切な行事のご案内です〜

ご都合の合う方はどなたでも是非お参りください

善光寺門信徒の皆様へ

いつも大変お世話になっております。
善光寺副住職でございます😊

本日は皆様に来月善光寺にて執り行う「報恩講」という行事のご案内をさせて頂きます。

■ 日時:11月14日(木)10:00~12:00

■ 会場:善光寺本堂

■ 内容:

  1. 報恩講法要
  2. 特別法話 講師:山田智敬 師 (三重県津市存仁寺)

■ その他:

  • 法要後、御斎(おとき)は持ち帰りとさせて頂きます。
  • 駐車場は可能な限り第二駐車場、第三駐車場をご利用ください。  

「報恩講」という行事は、宗祖・親鸞聖人の遺徳を偲ぶ、一年最も大切な法要です。

法要は他のお寺様もお呼びしご一緒にお勤めさせて頂きます。


法話は布教使という浄土真宗本願寺派では特別な資格を持った先生をお呼びし1時間ほど法話を賜ります。

このように大変特別な法要になります。

ご都合の合う方は是非お参りいただけましたら幸いです😊


 
ご質問やご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

皆様のご参拝を心よりお待ち申し上げております。

合掌

善光寺 副住職

盂蘭盆会(お盆の法要)にお参り頂きました皆様へ

無事にお盆の法要を執り行う事ができました。
お参り頂きました皆様本当にありがとうございました。

お世話になっております。

善光寺副住職でございます。

先日、皆様にお知らせ致しました盂蘭盆会につきまして、無事に法要を執り行う事ができた事を報告致します。


※お知らせの記事は以下からご覧ください

 今年も無事に8/12 8/13の二日間に渡り、盂蘭盆会を執り行う事ができました。

 大変お暑い中お参り頂きました皆様、並びに懇志を納めて頂きました皆様におかれましては心よりお礼申し上げます。

 二日間とも晴天にも恵まれて、本堂が満員になる程多くの方にお参り頂きました。

 皆様に心よりお礼申し上げます。

 これからも皆様から応援して頂けるお寺を目指し、日々精進してまいります。

 お参りいただきました皆さま、本当にありがとうございました

 今後ともよろしくお願い申し上げます

 善光寺 副住職

盂蘭盆会(お盆の法要)のご案内

お盆期間中に善光寺にお参り頂く予定の方は是非ご一読ください

 お世話になっております。
 善光寺副住職でございます。

 最近とても暑くなってきた事もあり、善光寺の門信徒の方の中でも体調崩される方が非常に増えております。

 体調に気をつけてこの夏を乗り越えて行きましょう!

 さて、本日は表題のお盆の法要につきましてご連絡させて頂きます。

 今年も例年通り、8月12日、8月13日の15時より善光寺本堂にてお盆の法要を執り行います。

 以下の行事の詳細の画像をご覧ください。

 

こちらの案内を確認して頂きたいと思います。

そして当日の法要に参拝して頂ける皆様に2点お願い申し上げます。

①ふりがなをつけて頂くこと
懇志を納めて頂いた場合、故人様の法名、施主様のお名前を法要中にお読みさせて頂きます。
そのため故人様の法名、施主様のお名前に必ずふりがなをつけて頂きますようお願い申し上げます。

②駐車場につきまして
お盆期間中は大変混雑する事が予想されます。
そのためお盆期間中にお車で参拝して頂ける方におかれましては可能な限り第二駐車場をご利用頂きますようお願い申し上げます。
第二駐車場の場所はホームページからご確認頂けます。お時間ある時にご確認いただけましたら幸いです。駐車場の写真も載せておきますのでご確認お願い申しあげます。



これから私達もお盆の法要に向けて全力で準備をして参ります。

今年のお盆も皆様にお会いできる事を楽しみにしております。
皆様の来寺を心よりお待ちしております。

善光寺 副住職

副住職コラム②現代における葬儀や法要の意義〜なぜ私たちは葬儀を行うのか〜

 葬儀や法事など仏事を行うか迷われている方は是非最後までお読みください

 

 私が善光寺で副住職としてお勤めをさせて頂くようになり今年で5年目になります。


この5年間の中で多くの方から仏事に関する相談を受けてまいりました。


そして、その中でここ数年で最も多い質問が冒頭に挙げた
「お葬式や法事ってやらないといけないんですか?」という質問です。

 

 その質問の背景には、合理性を追求する近年の社会の流れがあるのかもしれません。


お通夜や初七日法要を省略して葬儀だけを行う「一日葬」や
葬儀さえも省略した「直葬」も近年多くなってきております。

 そして葬儀不要論を提唱する宗教学者の島田 裕巳さんが2010年にこちらの本を出版し、多くの反響がありました。

葬式は、要らない (幻冬舎新書 し 5-3) 新書 – 2010/1/28

島田 裕巳 (著)

こちらの本では現代の葬儀のあり方を批判し、簡素化するべきだという主張がされています。

また、こちらの本にも書かれているとおり、葬儀を行う歴史的根拠はありません。

 この記事を読んでいる皆様は驚かれるかもしれませんが、
実際に浄土真宗の宗祖、親鸞聖人は「自分が命を終えたら遺体を鴨川に流せ」と弟子達に伝えていたそうです。

 

親鸞、閉眼せば、賀茂河にいれて魚に与うべし。

『改邪鈔(がいじゃしょう)』

 

 このように、葬儀を行う宗教的な根拠は全くありません。
現代においては、合理性を重視し遺体の処理だけに着目するなら「直葬」という形が最も理にかなっているのかもしれません。

 では、以上を理由に冒頭の質問に対して「葬儀や法事など仏事をやらなくても全く問題ありません」と答えるのが一番良い答えでしょうか?

 

 私は全くそう思いません。

 

なぜなら、葬儀や法事というのは残された人達のために行うべきものだからです。

例えば、先ほどの親鸞聖人の例を元に考えてみましょう。

親鸞聖人のご遺体は本当に鴨川に流されたのでしょうか?

親鸞聖人との別れに悲しんでいる弟子たちがそのような事するわけがありません。

親鸞聖人の葬儀は行われ、ご遺体は火葬されて、遺骨は京都の大谷の地に埋葬され、ご遺族によって大切に護持されることとなりました。

 葬儀や法要というのは私たちが大切な人との別れを受け入れ、悲しみを乗り越えていく大切な儀式です。
 そして、大切な人との別離の悲しみを通して、自分達もいつか同じように命を終えていく身である事を改めて受け入れること。
 また、命を終えたら私たちはどうなるのか、仏教の教えに触れる現代においては重要な機会です。

 つまり、大切なことは、葬儀や法要というのは残された私たちのために行うものだということです。

 「お葬式や法事ってやらないといけないんですか?」
冒頭の質問に対して、私は今までこのように答えてきました。

「やらなければいけないものではありません。合理性だけを追求するなら葬儀や法事は不要です。ただ合理性だけを追求することが本当に幸せでしょうか?葬儀や法要は残された私たちのために行うものです。後からやらずに後悔するよりも、規模を小さくするなど無理なくできる範囲でやられた方が良いと思います。」

 社会は合理性を追求していますが、それが必ずしも私たちを幸せにするわけではありません。大切な人との別れにどう向き合うか、それぞれの心で感じ、考えていくべきです。

 私も僧侶として、社会の流行に流されず、常に考えながら本当に大切なことを守り続ける僧侶でありたいものです。

今後ともよろしくお願い致します。

善光寺 副住職

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お世話になっております。

善光寺副住職でございます。

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善光寺 副住職